アクアリアKLCC(Aquaria KLCC)は、クアラルンプール・コンベンションセンターの地下にある水族館です。 90メートルの水中トンネルでは、サメが腹を見せて頭上を通ります。その先に巨大な球形の水槽とクラゲ。私が写真を撮りながら回った館内は約50分でした。
ショッピングモールのSuria KLCCから冷房つきの地下通路でつながっていて、モールから先は外に出ません。雨の日でも、昼のいちばん暑い時間でも同じ道です。
行ったのは2025年3月1日の土曜日。館内の写真は午後4時から5時前までで、チケットは当日、窓口で買っています。出たあとはKLCC公園を歩いて、夕食はSuria KLCCに2月に開いたばかりのスシローでした。
コンベンションセンターの地下にある水族館
場所はクアラルンプール・コンベンションセンターの地下、公式サイトの住所表示はJalan Pinang, 50088 Kuala Lumpurです。Suria KLCCからの地下通路の入り方は、後半の「行き方」にまとめます。
開業は2005年。広さは60,000平方フィートで、生き物は5,000以上、公式のチケットページには250万リットルの海水の水槽とあります。いちばんの見どころは、90メートルの水中トンネルです。
公式の展示は、入口のEvolution Zone(ピラニア)から、Touch Pool、Jewels of Jungle、Shipwreck、Flooded Forestを経て、トンネルのLiving Ocean、クラゲのStation Aquariusなどへ続きます。私の写真も、ピラニア、ミノカサゴ、ピラルクー、トンネル、クラゲの順でした。
中は暗い。照明は落としてあって、明るいのは水槽の中です。通路の床は水槽の青を反射しています。ガラスに手をつくと冷たく、その冷たさで水の温度を想像します。
90メートルの水中トンネルで、サメを見上げる
水中トンネルは長さ90メートル、公式は「マレーシア最長」とうたっています。 公式のゾーン名はLiving Oceanで、サメは7種以上、サンドタイガーシャークもいて、アオウミガメもここにいるとあります。
4時40分前、アーチ形の水中トンネルに入りました。入ってすぐ真上をサメが通り、19秒の動画には、左から入ってきたサメが腹を見せて頭上を抜ける姿と、口元のむき出しの歯が残っています。

ガラス越しでも、腹側から見上げるサメは大きい。歯の1本1本が見える距離です。首を上げたまま歩くので、出るころには首の後ろが張っていました。
トンネルの中は館内でいちばん涼しく、ガラスの内側の空気が水に冷やされていて、腕の産毛が立ちました。
エイ、銀色の魚の群れ、大きなハタ、水玉模様のウツボも見ました。群れが頭上を横切って、アーチの反対側へ抜けていきます。トンネルまわりの写真は10分ぶんあり、館内でいちばん長くいた場所です。


サメの水槽の中には、黄色い看板が沈んでいます。「CAGE RAGE — I DARE YOU — Book now!」。檻に入ったまま、このサメの水槽に潜るプログラムの宣伝です。料金や予約の条件は、餌やりの章にまとめます。

トンネルの先に、巨大な球形の水槽とクラゲ
トンネルを出た先、4時50分ごろに巨大な球形の水槽がありました。カラフルな台座の上に、小さな魚がびっしり。正面から横へずれると、球面のガラス越しに群れの見え方が変わります。暗い館内でいちばん色の多い水槽で、9秒の動画を撮りました。

最後は、丸い傘のクラゲが浮かび、底にも沈んでいる水槽です。光の中を漂う姿を4秒の動画に撮りました。公式のStation Aquariusにはミズクラゲとタツノオトシゴがいるとありますが、私の写真に残っているのはクラゲだけです。

館内の最後の写真は5時前。入ってから約50分でした。
入口から順に。ピラニア、タッチプール、展示一覧にないミーアキャット
入口からトンネルまでの40分ほどは、ピラニアから始まりました。4時ちょうど、最初の1枚は「piranha tank」の看板がある水槽で、子どもたちがガラスの前でスマホを向けていました。公式のEvolution Zoneに当たる区画です。

そのすぐあとがタッチプール。上から覗く浅い水槽で、エイ、小さなサメ、カブトガニ、ヒトデ、蛍光グリーンの岩が入っています。公式には、トラフザメ類の小さなサメとカブトガニがいると書いてあります。カブトガニは水底に張りついていて、甲羅の縁と長い尾が上から見えます。


タッチプールのすぐあとに、ミーアキャットがいました。砂のケージで餌の皿のまわりを歩いていて、何枚か撮るたびに位置が変わっています。

水族館で会うと思っていなかった動物です。公式の展示一覧には載っていませんが、ほかの来館者の報告にも出ています。
4時10分すぎには、頭蓋骨の飾りと、喉のまわりにトゲの並ぶトカゲを見ました。公式のJewels of Jungleにはカワウソやデンキウナギなどが載っていますが、私の写真に残るのはトカゲと頭蓋骨の飾りです。

中盤。青い光の水槽にミノカサゴ、Flooded Forestにピラルクー
4時15分すぎからは青い光の水槽が続き、アクアリアKLCCのロゴが入ったサンゴの水槽と、ミノカサゴを撮りました。ミノカサゴは公式のShipwreck(難破船)ゾーンの展示です。

このあたりが館内でいちばん暗い区画です。照明は水槽の青だけで、足元は水槽の明かりで見ます。ガラスに顔を近づけると、冷房とは別の冷たさが頬に来ます。
写真は暗い水槽が多いので、スマホだと青一色に写りがちです。レンズをガラスに近づけて、背後の光が映り込まないようにすると、少しましになります。私の写真も、青い水槽の何枚かは、魚より照明のほうが目立っています。
4時半前、銀色の魚の群れがいる縦長の水槽を、上の階から見下ろしました。水槽の下の通路を人が歩いていました。

そのすぐあとが、水に沈んだ森を模したFlooded Forestです。木の幹を模した柱が立つ淡水の水槽で、青い照明が続いたあとに柱の茶色と魚の色が目に入りました。
いるのはピラルクーとアリゲーターガーです。ピラルクーは大きな鱗の1枚1枚に赤い縁取り。アリゲーターガーは細長い口に斑点。どちらも大きく、ガラスの前に立つと目線の高さを魚がゆっくり通ります。

4時半すぎに、岩場と小屋のある浅い水辺の展示を通って、そのあとがトンネルです。
出たあと。KLCC公園を歩いて、夕食はSuria KLCCのスシロー
館内の最後の写真から20分あまりで、KLCC公園にいました。5時すぎ、高層ビルの前に芝生と池が広がり、子ども用の水遊びプールには人がいます。曇り空に、ところどころ晴れ間がありました。
館内の暗さと冷房のあとに外へ出ると、目が慣れるまで白く見えて、5時でも空気は熱いままです。50分のあいだ冷えていた腕が、公園を歩くうちに元に戻りました。

KLCC公園は50エーカーの公園で、子ども用の水遊びプールと遊び場、ジョギングコースがあります。夜には池でレイク・シンフォニーという噴水のショーがあります。時刻は公式の案内で確かめてください。
6時ごろ、夕食はSuria KLCCのスシロー。レーンの上に「Sushiro Specials」「Dessert Picks」の表示、席には給湯口。造りは日本の店と同じです。マレーシア1号店で、開業は2025年2月7日。私が行った3月1日は、開業から3週間ほどでした。コンコース階のLC-C06、302席です。
スシローは、地下通路の入口と同じコンコース階にあります。水族館から戻ってきて、そのまま夕食にできる位置です。冷房の効いた店に座ると、公園で浴びた熱がようやく引きました。

行き方。LRT KLCC駅から、Suria KLCCのコンコース階の地下通路へ
私はLRTのKLCC駅(クラナジャヤ線)から歩きました。Suria KLCCのコンコース階へ降り、MaybankとGuardianのあいだの地下通路へ入ります。屋根つきで冷房の効いた通路はコンベンションセンターまで続き、水族館はその地下です。通路は毎日6時から23時まで通れます。
駅から水族館までの徒歩時間は公式には表示がなく、旅行サイトの目安は5〜10分です。帰りも同じ地下通路でSuria KLCCへ戻れます。
営業時間は毎日10時から20時、最終入場は19時です(2026年9月の公式)。
3月のクアラルンプールは、外を数分歩くだけで背中が汗ばみます。地下通路は冷房が強く、館内はもっと涼しい。長くいると腕が冷えるので、薄手でいいので羽織るものが1枚あると、50分が楽です。
私の館内滞在は約50分でしたが、混雑や写真撮影、餌やりを見るかどうかで変わります。公式チケットページの体験時間表示は2時間なので、予定には余裕をみてください。Suria KLCCから外に出ずに行けるため、雨や暑さを避けたい午後にも組み込みやすい場所です。
料金は外国人とMyKadの2本立て。平日と週末・祝日でも違います
料金は、外国人とマレーシア国民(MyKad)で分かれていて、そのうえで平日と週末・祝日で違います。 外国人向けの券は「マレーシア国民は使えない」と公式に明記されています。日本のパスポートで行く人は外国人の側です。
| 区分 | 平日 | 週末・祝日 |
|---|---|---|
| 外国人 大人(13〜59歳) | RM82 | RM85 |
| 外国人 子ども(3〜12歳)・シニア(60歳以上) | RM72 | RM75 |
| MyKad 大人(13〜59歳) | RM56 | RM60 |
| 0〜2歳 | 無料 | 無料 |
2026年9月24日に公式のオンラインチケットページで確認した表示価格です。MyKadの料金は大人だけ載せました。
私が行った土曜日は、週末・祝日の側の料金が当たる日でした。
大人料金で平日と週末・祝日の差はRM3〜4、外国人とMyKadの差はRM25〜26です。曜日より、MyKadの有無による違いが大きくなっています。
2025年3月は、これより安い時期でした。2025年3月8日に更新された現地の案内サイトには、外国人の大人が平日RM75、週末RM79、MyKadの大人が平日RM52、週末RM55と出ています。二次情報ですが、外国人の大人で見ると、1年半でRM6〜7上がっています。
公式オンラインチケットは選んだ日だけ有効で、購入2時間後から使えます。入口前で買ってすぐ入ることはできません。別の日に行くと1枚につきRM10追加、MyKad・MyKid料金では入口でカードの提示が必要です。オンラインなら入る2時間以上前に購入してください。
外国人とマレーシア人で料金が分かれる仕組みは、クアラルンプールの国立動物園も同じです。日本のパスポートで行く人は外国人料金になります。
餌やりの時刻とCage Rage(いまの公式)
| 時刻 | 餌やり | 曜日 |
|---|---|---|
| 14:30 | ピラルクー(Flooded Forest) | 月・水・土のみ |
| 15:00 | サンドタイガーシャーク | 月・水・土のみ |
| 16:00 | ピラニア(Evolution Zone) | 毎日 |
| 16:30 | カワウソ | 毎日 |
| 17:30 | Flooded Forest | 毎日 |
公式の餌やりのページ(2026年6月更新、2026年9月確認)の時刻です。ほかの展示の餌やりもあって、全部は公式ページに出ています。私が行った2025年3月に同じ時刻だったかは分かりません。
サメの餌やりを見たいなら、月・水・土の15時前に水槽へ。ピラニアとカワウソは毎日16時台なので、午後からの入場でも合わせやすい時刻です。
Cage Rageは、トンネルのサメの水槽に沈んでいた黄色い看板のプログラムです。檻に入ったまま、サメの水槽に潜ります。2026年の公式では、RM320、約120分、ダイビングの資格は不要、1回3人まで。月・水・土はやっていません。サメの餌やりがある曜日と裏返しです。2週間前までに予約が必要なので、当日に思い立ってもできません。

当日の撮影記録
2025年3月1日の写真・動画の撮影時刻です(マレーシア時間)。情景は上の写真と本文で紹介しています。
| 時刻 | 撮影した場所・展示 |
|---|---|
| 16:00 | ピラニア水槽 |
| 16:03〜16:05 | タッチプール |
| 16:05〜16:06 | ミーアキャット |
| 16:12〜16:13 | 頭蓋骨の飾り・トカゲ |
| 16:17 | ロゴ入りのサンゴ水槽 |
| 16:18〜16:23 | ミノカサゴ・青い照明の水槽 |
| 16:25 | 上の階から見下ろす縦長の水槽 |
| 16:26〜16:30 | Flooded Forest |
| 16:34〜16:35 | 岩場と小屋のある水辺 |
| 16:37〜16:47 | 水中トンネル(サメの動画19秒) |
| 16:40 | Cage Rageの看板 |
| 16:49〜16:50 | 球形の水槽(動画9秒) |
| 16:51 | クラゲ(動画4秒) |
| 17:15 | KLCC公園 |
| 18:02 | Suria KLCCのスシロー |
餌やりを見る場合や混雑時は、私の50分より長くなる可能性があるので、水族館と公園を続けて回る予定には余裕を持たせてください。KLから1泊で足を延ばすなら、イポーもバスで2時間半です。
同じKLCCのツインタワーと夜8時の噴水まで含めて1日で回る組み方は、クアラルンプール1日観光モデルコースにあります。
この記事の数字について:訪問日と時刻は、私が撮った写真の撮影時刻(マレーシア時間)です。料金は公式オンラインチケットの2026年9月24日の表示価格で、私が窓口で払った額ではありません。2025年3月の料金は現地の案内サイトの掲載(二次情報)です。料金も時刻も変わりますので、行く前に公式サイトをご確認ください。
参考情報・公式案内
施設・交通・サービスの一般情報を確認した出典です(2026年9月26日確認)。旅行当時の体験・支払い記録とは区別し、利用前には各公式案内の最新情報をご確認ください。
