マレーシアの正月|年越しの花火・初詣・旧正月の体験

クアラルンプール(KL)では、1年のあいだに新年や大きな祝日が何度も来て、そのたびに街の飾りが変わります。大晦日の夜はブキッ・ビンタンのパビリオン前にクリスマスの飾りが残ったまま人が集まり、年が変わる瞬間は外で花火を見ました。元日は出雲大社マレーシア講社で初詣。旧正月にはモールの吹き抜けに赤い提灯が下がって桜の造花の木が立ち、ハリラヤの連休にもモールの飾りを見に行き、ディーパバリは2024年と2025年の2回、この街で迎えています。

ハリラヤやディーパバリは、暦の新年とは別の祝日です。旅行の日程に重なるときに気をつけたいのは、私が過ごした旧正月とハリラヤの連休では、閉まっている店が多かったこと。以下は、街の飾り・花火・初詣を見た記録です。

目次

12月31日、パビリオン前。クリスマスの飾りが残ったまま、年越しの人だかり

大晦日の夜、PAVILIONの看板の前の人だかりと金色のアーチの飾り
パビリオン前の大晦日(2024年12月31日、夜7時半ごろ)。人の顔はぼかしています

大晦日の夜7時半ごろ、ブキッ・ビンタンのパビリオン前にいました。年越しのカウントダウンで人が集まる場所として、KLCC公園(ツインタワーの前)とパビリオン前が紹介されていました(Malay Mail、2024年12月31日)。その片方です。

入口の前はロープで仕切られ、内側に人が並んでいます。歩道は端まで人で埋まっていました。12月でも夜は暑く、人の多さで汗ばむほどでした。

飾りは、金色のアーチとクリスマスツリーのままでした。12月31日の夜です。ビルの壁一面に電球の絵柄の飾りがあり、その下で年越しを待つ人が並んでいます。日本なら25日を過ぎると片づく飾りが、大晦日の夜も残っていました。

パビリオン入口前の金色のアーチとクリスマスツリー、ロープで仕切られた列
金色のアーチとクリスマスツリーは、大晦日の夜も残っていました

年が変わる瞬間は、外で花火を見ました。

2025年1月1日はKLの祝日でした。元日の扱いは州によって違うため、KL以外の旅程はその州の祝日表で確認してください。

1月1日、出雲大社マレーシア講社へ。Grabで向かい、靴を脱いで2階に上がる

元日の昼、Grabで出雲大社マレーシア講社に向かいました。着いたのは昼の12時半ごろです。元日の昼も日ざしは強く、入口の床に濃い影が落ちていました。

場所はセランゴール州のスリ・ケンバンガンで、MRTスルダン・ジャヤ駅から車で5分ほど(訪問記、2025年1月3日)。店舗が横に並ぶ建物、いわゆるショップロットの一角に「出雲大社 マレーシア講社 2F」の看板が出ています。紺の幕に紋、赤い幟が2本。幟の字は「奉納 初詣」です。マレーシアの商店の並びで「初詣」の二文字を見上げると、急に日本の正月の気分になりました。

看板「出雲大社 マレーシア講社 2F」と赤い幟「奉納 初詣」、木彫りの大黒さま、入口に並ぶ靴
出雲大社マレーシア講社の入口(2025年1月1日、昼12時半ごろ)。講社は2階です

入口には、木彫りの大黒さまの像と手書きの貼り紙があり、脱いだ靴が並んでいます。2階へは靴を脱いで上がります。

1月1日は行列ができます(訪問記、2025年1月3日)。私も並びました。お参りをして、おみくじを引いて、お守りとお札を受けました。

出雲大社の作法は二拝四拍手一拝です。ふつうの神社は二拝二拍手一拝ですから、拍手が2回多い作法です。慣れた手順のまま打つと、2回足りません。

おみくじはRM10(訪問記、2024年と2025年)。2026年9月の平均レート(1リンギット=38.393円)で約380円で、相場の目安です。

講社は2024年に今の場所へ移り、私が行ったのは移転後初めての正月でした。これから行く人は、公式サイトか最新の訪問記で場所を確かめてから向かってください。

旧正月は1月29〜30日。閉まっている店が多く、モールは赤い提灯と桜

2025年の旧正月は1月29日(水)と30日(木)で、巳年でした。KLでは2日とも祝日です。

連休のあいだ、閉まっている店が多く、食事や買い物で少し困りました。モールには、飾りを見に行きました。

ガラス屋根の吹き抜けに下がる赤い提灯と、桜の造花の木
1 Mont Kiaraの吹き抜け(2025年2月2日)。人の顔はぼかしています

旧正月の4日後、2月2日の日付で、1 Mont Kiara(ワン・モンキアラ)というモールの写真が残っています。吹き抜けのガラス屋根の下に赤い提灯がいくつも下がり、桜の造花の木が立っています。外観の正面にも赤い提灯が並んでいました。見上げると、天井のほとんどが赤です。旧正月の当日から4日たっても、飾りはそのままでした。

旧正月の12日目、2月9日の夜には、ブリックフィールズに住んでいた部屋の南の窓から、丘の上の明かりのついた天后宮と花火が見えました。その夜の動画はKLセントラルに1年住んでに載せています。

1 Mont Kiaraの外観。正面に赤い提灯が並ぶ
外観の正面にも赤い提灯(2025年2月2日)

ハリラヤ・プアサは断食月の明け。3月31日〜4月1日、また店が閉まる

ハリラヤ・プアサは断食月(ラマダン)の明けを祝う日です。KLでは2025年3月31日(月)と4月1日(火)の2日が祝日でした。

この連休も閉まっている店が多く、私はモールの飾りを見に行きました。

ディーパバリは2回。2024年10月31日と2025年10月20日

ディーパバリは、KLにいた1年あまりで2回迎えました。2024年は10月31日(木)、2025年は10月20日(月)で、どちらもKLの祝日です。暦の新年ではありませんが、街の様子が変わる祝日として私は数えています。

花火のことと、ブリックフィールズへの行き方は、KLディーパバリの花火|2年の体験とブリックフィールズへの行き方に2回分まとめました。

ヒンドゥー教の祭りタイプーサム(2025年は2月11日、KLは祝日)の中心地はバトゥ洞窟です(Wikipedia)。私は2024年10月12日に行っています。

2024年10月から2025年10月まで。私の写真と体験の記録

2025年のクアラルンプールの1年を輪にした図。暦の新年は元日1月1日、旧正月1月29日、タミル暦の新年4月14日(祝日ではない)、イスラム暦の新年6月27日の4回。新年ではない大きな祝日はハリラヤ3月31日・4月1日、ディーパバリ10月20日、クリスマス12月25日。KLの祝日は全部で19日(振替休日を除く)1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月元日1/1旧正月1/29・30ハリラヤ3/31・4/1タミル新年4/14イスラム新年6/27ディーパバリ10/20クリスマス12/252025年のKL暦の新年 4回祝日 19日
暦の新年暦の新年(KLは平日)新年ではない大きな祝日そのほかのKLの祝日
2025年のクアラルンプールの祝日と、暦の新年。黒い点が1年を回り、祝日を通ると印が大きくなります。日付は首相府の祝日表(連邦・州)と、タミル暦の新年はThe Star(2025年4月14日)。祝日19日には9月15日の追加の休みを含み、振替休日は含めていません

下の表は、私の写真や体験が残る日を抜き出しています。祝日の日付は首相府の2024年・2025年の祝日表によります。

日付何の日KLで休み私の記録
2024年10月31日ディーパバリ休み1回目のディーパバリ
2024年12月31日大晦日—19:27、パビリオン前。年が変わる瞬間は外で花火
2025年1月1日元日(州の祝日)休み12:35、出雲大社マレーシア講社で初詣
2025年1月29日・30日旧正月(巳年)休み閉まっている店が多かった
2025年2月2日(旧正月の4日後)—1 Mont Kiaraの旧正月の飾りの写真
2025年3月31日・4月1日ハリラヤ・プアサ休み閉まっている店が多かった。モールの飾りを見に行った
2025年10月20日ディーパバリ休み2回目のディーパバリ

2026年末から2027年の日付。旧正月は2月6〜7日、ハリラヤは3月10〜11日

旅行の日程と重なるかを見るための表です。首相府の祝日表(2026年・2027年)のKLの分で、ハリラヤとディーパバリには「変わることがある」の注記がついています。

日付何の日メモ
2026年11月8日(日)ディーパバリ変わることがある
2027年2月6日(土)・7日(日)旧正月閉まっている店が多い(私の実感)
2027年3月10日(水)・11日(木)ハリラヤ・プアサ変わることがある。閉まっている店が多い(私の実感)
2027年10月28日(木)ディーパバリ変わることがある

旧正月かハリラヤに当たる日程なら、行きたい店が開いているかを先に調べておくと安心です。祝日は州で違うので、KL以外へ足を延ばすなら、その州の祝日表も見ておいてください。

この記事の数字について

祝日の日付は首相府の祝日表、時刻は私の写真とスマホの画面の記録、おみくじのRM10は訪問記にあった相場の目安です。円は2026年9月の平均レート(1リンギット=38.393円)で計算しました。祝日もレートも変わりますので、公式の発表をご確認ください。

参考情報・公式案内

施設・交通・サービスの一般情報を確認した出典です(2026年9月26日確認)。旅行当時の体験・支払い記録とは区別し、利用前には各公式案内の最新情報をご確認ください。

マレーシア首相府:公式祝日表(2024〜2027年)

マレーシア首相府:2024年祝日表

マレーシア首相府:2025年祝日官報

マレーシア首相府:2025年9月15日の追加休日官報

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この記事を書いた人

ちえ。沖縄出身。2024年9月から2025年11月までクアラルンプールで暮らし、マレーシア・タイ・ベトナムの旅を書いています。街歩き・ホテル・空港移動と、実際に払った旅費と旅程が中心。現地で体験したことと公式情報で確認したことは分けて書いています。X:@3mxmtv/YouTube:@tabirea_blog

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