ジョッドフェアで何を食べる?サソリとワニ肉を試した体験記

台の上に一頭まるごと横たわるワニと、脇の串焼き

バンコクに着いた日の夜、空港から市内へ移動し、2人でラチャダーのナイトマーケット「ジョッドフェア(JODD FAIRS)」へ夕食に向かいました。

サソリは殻ばかりで、二度と食べません。でも、試したことに後悔はありません。ワニ肉は、身構えたのが拍子抜けするほど普通においしかったです。たこ焼きやレンセープ、クラフトビールもあり、昆虫を食べなくても楽しめる屋台街でした。

バンコク2泊4日の全体の流れは、バンコク2泊4日は何ができる?ドンムアン着・スワンナプーム発で回った実体験にまとめてあります。この記事は、その中の到着日の夜だけを取り出したものです。

目次

ジョッドフェアは、MRTタイ文化センター駅から歩けます

場所はラチャダーです。MRTタイ文化センター駅の近く、Big C Place Ratchadaphisekの隣にあります。地図では「JODD FAIRS Ratchada」、住所は129 Ratchadaphisek Rdで確認してください。移転前の場所や周辺の別の市場と取り違えないよう、正式名で探すと分かりやすくなります。

白いテントの入口には「JODD FAIRS」の文字と、「NO OUTSIDE FOOD & DRINK ALLOWED」の立て看板。外からの飲食物は持ち込めません。私たちは飲み物も中で買いました。

18時21分に着いて、出たのは20時すぎでした

夕方のジョッドフェア入口。白いテントにJODD FAIRSの文字
18時21分。着いたときはまだ空が明るい

到着は18時21分でした。入口のテントを撮った写真に、その時刻が残っています。そこから昆虫の屋台を撮ったのが18時23分、サソリの串を手に持っているのが18時26分。到着から5分で、サソリを持っている計算になります。

早い。

そのあと酒の屋台が18時33分、ワニ肉の屋台が18時37分。クラフトビールと昆虫を撮ったのが19時08分で、最後に地図アプリを開いているのが20時01分です。1時間40分。ざっと2時間、この中にいました。

深夜1時まで営業。翌朝は5時台のお迎えでした

営業は深夜1時までです。到着時刻が読みにくい初日の夜に、遅くまで開いていることは安心でした。ただ、翌日のツアーは朝5時台のお迎え。私は18時21分に着き、20時すぎに出る約2時間の滞在でした。

翌日の記録はメークロン線路市場とアユタヤは1日で回れる?日本語ガイド付きツアー14時間の記録にまとめています。

昆虫の素揚げは、写真で見るのと目の前に積まれているのとでは違います

木の盆に、コオロギとバッタと幼虫が山になっています

木の盆に山積みになった素揚げの昆虫と、緑のネオン看板
写真で知っているのと、量で見るのとは違う

入口を撮った2分後には、昆虫の素揚げの屋台の前に立っていました。

木の盆には、コオロギ、バッタ、幼虫が山積み。揚げてあるので遠目にはナッツや豆の山に見え、近づくと脚が見えます。横にはサソリの串も立っていました。写真で知っていても、盆いっぱいに積まれた実物には圧がありました。

屋台の前で串を持った人とすれ違い、二度見しました。数分後には私も同じ格好で歩くことになります。

値段は店頭表示で80バーツと100バーツ(約400円と500円)。味付けは塩とスパイスで、辛くありません。

サソリを1本買いました。正直な感想を書きます

串に刺さった素揚げのサソリ
これを1本

サソリの串を、私も1本買いました。18時26分の写真に、串を持った手が写っています。

目の前の山と、すれ違った人の串を見て、それほど迷わず買いました。サソリは「甲殻類に似た香ばしい味」と紹介されるので、殻ごと揚げたエビの少し硬い版を想像していました。

実際は、噛んでも噛んでも殻。身が少なく、風味を味わうところまで届きませんでした。途中で「これは何を食べているんだろう」と真顔になり、屋台街の真ん中で串を片手に哲学を始めかけました。

最後まで噛みましたが、食べ終わって残ったのは串と、口の中の殻の感触だけでした。

二度と食べません。でも後悔はしていません

味としては、二度と食べないです。でも「バンコクのナイトマーケットでサソリを食べた」という経験は残りました。私には一度試す価値があり、本当に一度で十分でした。

無理に食べる必要はありません。隣には串焼き、揚げ物、たこ焼きもあります。私がサソリに手を出したのは、目の前にあったからです。

ワニが一頭、台の上に横たわっています

最初は作り物だと思いました

台の上に一頭まるごと横たわるワニと、脇の串焼き
最初は作り物だと思った
ワニ肉の串焼きを焼いている屋台
その脇で切り身を焼いて売っている

ワニ肉の屋台の写真は、18時37分です。

台の上にワニが一頭まるごと横たわり、その脇で切り身を焼いて売っています。最初は看板代わりの模型だと思いました。近づいて本物だと分かると、ぎょっとしました。サソリの「小さいものがたくさん」とは違う、一頭の大きさでした。

値段は店頭表示で100バーツと150バーツ、小と大です(約500円と740円)。味付けは塩とスパイスで、これも辛くありません。

ワニ肉は、拍子抜けするくらい普通においしいです

ワニを食べたのは初めてでした。味はさっぱりした豚肉や鶏肉と白身魚の中間のようで、クセがなく淡白。獣くささや筋の強さを想像して身構えていたぶん、普通においしくて拍子抜けしました。

バーベキューソースとの相性もばっちりでした。サソリはずっと殻を噛む体験でしたが、ワニは台の上の一頭とは別物の、淡白な肉の焼き物です。同じ屋台街でも感想がここまで割れました。

一頭のワニを見て、私は「そう来たか」と面白がった側でした。そのまま写真だけで通り過ぎず、食べてみたくなりました。

昆虫とワニだけの場所ではありません

たこ焼きとレンセープとクラフトビールがあります

たこ焼き屋台SUGOI TAKOの看板と値段表
値段は店頭に出ている
緑の香草が山盛りに載ったレンセープの一皿
レンセープ。香草が山になって出てくる

たこ焼きの屋台は「SUGOI TAKO」。店頭表示は80〜240バーツ(約400〜1,190円)でした。「SUGOI」の看板で笑って写真を撮りましたが、買ってはいません。

レンセープは豚の背骨のスープ。緑の香草が山盛りになった一皿が並んでいて、昆虫とは別に、食事らしい屋台もあることに安心しました。値段は150〜250バーツ(約740〜1,240円)が目安です。

缶のクラフトビールは150〜200バーツ(約740〜990円)が目安。Snowy WeizenやBeerlao IPAが並び、私はSnowy Weizenを飲みました。19時08分の写真には、ビールと昆虫が写っています。

酒の屋台の棚が、世界のビールと韓国焼酎で埋まっています

世界のビールと韓国焼酎が並ぶ酒の屋台の棚
棚がぎっしり埋まっている
タイのクラフトビールSnowy Weizenの缶と昆虫の皿
19時08分。ビールと昆虫の皿

18時33分に撮った酒の屋台は、世界のビールと韓国焼酎で棚がぎっしり。種類が多く、選ぶより眺めたくなりました。

「the FATHER BEER」という店の巨大な水槽は緑にライトアップされ、遠くからでも目を引きました。

結局、2時間の大半は路上ライブの前にいました

路上ライブを聴きながら屋台の食べ物を食べられる区画(16秒)

屋台街には、路上ライブを聴きながら買った食べ物を食べられる区画があります。私たちはここでビールを開け、この夜の約2時間の大半を過ごしました。サソリとワニは数分の出来事で、いちばん長くいたのは音楽の前でした。

私は現金払い。100バーツ札と20バーツ札があると便利です

私たちは屋台で現金を使いました。100バーツ前後の買い物を何度もするので、1,000バーツ札だけでなく100バーツ札と20バーツ札を用意しておくと、支払いが楽です。屋台街にはATMもありますが、深夜に探し回らず済むよう、先に現金を用意すると安心です。

タイのQR決済は、日本の決済アプリをそのまま使えるとは限りません。外国人観光客向けのTAGTHAi Easy Payなどもありますが、登録・本人確認・対応QRの条件があるため、使う場合は公式案内を確認してください。私たちは利用していません。

屋台のあとは、近くの24時間営業ゾーンへ

通常フロアは22時まで、地下と正面のゾーンは24時間です

緑にライトアップされた巨大な水槽のある店
水槽が光っている店もある

屋台のあとは、同じBig C側にある商業施設「ザ・ストリート・ラチャダー」へ移りました。通常フロアは22時まで、地下と正面のゾーンは24時間です。入口と歩く経路は地図で確認してください。

20時すぎに屋台街を出たので、通常フロアもまだ開いていました。買い物をする気力はなく、使ったのは座って飲める店だけ。屋台で2時間過ごしたあと、背もたれのある席に腰を下ろしたくなったからです。

日本風の居酒屋に、なぜかモアイ像が置いてあります

ザ・ストリート・ラチャダー館内の日本風居酒屋。屋内に街灯と赤提灯
屋内なのに街灯が立っている
障子に「サービスいい」と書かれた居酒屋の内装
障子に「サービスいい」

入ったのは、館内にある日本風の居酒屋「SUPER SHAKARIKI 432」です。

屋内なのに街灯が立ち、赤提灯と障子が並んでいます。障子には「サービスいい」の文字。そして横にモアイ像。日本の飲み屋街を再現しているのは分かるのに、モアイだけは最後まで理由が分かりませんでした。

サソリのあとに、赤提灯とモアイ。初日の夜としては、なかなか密度の高い組み合わせでした。

店頭で見た値段と、使った金額をまとめます

店頭で見た値段を、円の目安と一緒に表にします

円は1バーツ=4.96円(2026年2月の平均レート)で計算しています。

品目値段備考
昆虫の素揚げ80・100バーツ
(約400・500円)
店頭表示。サソリの串も同じ屋台に並ぶ。塩とスパイスで辛くない
ワニ肉の串焼き100・150バーツ
(約500・740円)
店頭表示。小・大
たこ焼き(SUGOI TAKO)80〜240バーツ
(約400〜1,190円)
店頭表示
レンセープ(豚背骨のスープ)150〜250バーツ
(約740〜1,240円)
目安
缶のクラフトビール150〜200バーツ
(約740〜990円)
目安。Snowy Weizen、Beerlao IPA など

2人で歩き食べして、1,000〜1,200バーツでした

実際に使った金額は、2人で歩き食べして1,000〜1,200バーツくらいです。円にすると約4,960〜5,950円、1人あたり約2,500〜3,000円になります。

100バーツ前後の品を何度か買い、ビールを飲む使い方でした。昆虫、ワニ、クラフトビール、路上ライブで約2時間過ごし、私はこの金額に納得しています。

辛いものが苦手でも、ここで食べたものは全部大丈夫でした

私は辛いものが苦手ですが、ここで食べた串焼き、揚げ物、昆虫、ワニはどれも辛くありませんでした。メニューの唐辛子マークの読み方や他の店での体験は、タイ料理で辛くないものを選ぶ方法にまとめています。

まとめ|サソリは一度で十分、ワニはまた食べてもいい

サソリの殻には懲りましたが、試したことに後悔はありません。ワニは見た目に反して普通においしく、また食べてもいいと思いました。昆虫を避けたい人にも、たこ焼きやレンセープ、ビールがあります。

MRTタイ文化センター駅から歩けて、深夜1時まで営業。私たちは約2時間過ごし、2人で1,000〜1,200バーツほどでした。到着日の夜を使う候補に、ちょうどよい場所でした。

ちなみに、旅の反対側にあたる最終日の半日——チェックアウトしてから深夜便までの時間をどう使ったかは、バンコク深夜便の日は何ができる?荷物を預けずに半日を使い切った実体験 に書きました。初日の夜と最終日の半日は、どちらも「部屋がない時間」という意味では同じ問題です。

参考情報・公式案内

施設・交通・サービスの一般情報を確認した出典です(2026年9月26日確認)。旅行当時の体験・支払い記録とは区別し、利用前には各公式案内の最新情報をご確認ください。

タイ国政府観光庁:ジョッド・フェア・ラチャダーの所在地・営業時間

Avani Ratchada Bangkok:周辺地図(2025年12月版、最終ページ)

カシコン銀行:TAGTHAi Easy Payの利用条件

カシコン銀行:外国人観光客向けQR決済の正式導入(2025年3月17日)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ちえ。沖縄出身。2024年9月から2025年11月までクアラルンプールで暮らし、マレーシア・タイ・ベトナムの旅を書いています。街歩き・ホテル・空港移動と、実際に払った旅費と旅程が中心。現地で体験したことと公式情報で確認したことは分けて書いています。X:@3mxmtv/YouTube:@tabirea_blog

目次