バンコク深夜便の日は何ができる?荷物を預けずに半日を使い切った実体験

青紫のLEDが光る夜のトゥクトゥクの車内

バンコクから深夜便で帰る日、私はリュック1つを背負ったまま、チェックアウト後に昼食とカフェへ行き、そこから空港へ向かいました。荷物を取りに戻らず、店で2時間半座れた半日です。

2026年2月23日(月)、スワンナプーム23時45分発のタイ・ベトジェットエア VZ830で帰国。空港には出発の4時間半前に着きました。翌朝7時55分に成田へ着き、その午後から仕事だったので、深夜便の疲れは帰った日に効きました。

この記事は、その1日を時刻の順に並べたものです。時刻は写真のEXIFから拾っています。金額はレシートを取っていないので、すべて相場からの目安です。旅の全体はバンコク2泊4日は何ができる?ドンムアン着・スワンナプーム発で回った実体験にまとめてあるので、前後の日程が気になる方はそちらをどうぞ。

目次

リュック1つなら、荷物を取りに戻らず空港へ向かえました

この日はどこにも荷物を預けず、リュックを背負ったまま回りました。預けた場所へ取りに戻る往復を入れず、昼食とカフェのあと、そのまま空港へ向かえたのが利点です。

スーツケースを預けるなら、預け先への戻り時間も含めて行程を組む必要があります。私はその時間を取らずに済み、リュック1つで来てよかったと思いました。

半日の使い方は、昼食に1時間半とカフェに1時間でした

シートラートには12時17分に入って、13時50分まで座っていました

古紙のような紙で出てくるシートラートのメニュー
メニューがこの紙で出てくる
澄んだスープと揚げ物とご飯が並んだシートラートのテーブル
12時45分。辛いものが苦手でも、選べば困らない
木のテーブルに置かれたカクテル2杯
13時50分。ここまでで1時間半

昼食はシートラート(ศรีตราด/Sri Trat)。東部タイ料理の店です。

12時17分、席に着いてまず撮ったのがメニューでした。古紙のような、くたっとした紙で出てきます。手触りまで写真に残したくなるメニューは、そう多くありません。

頼んだのは、澄んだスープ、揚げ物、ご飯。料理の写真は12時45分です。

あとでメニューの写真と照らし合わせたところ、スープは ไก่ต้มกระวาน(AROMATIC CLEAR CHICKEN SOUP・250バーツ/約1,240円)、揚げ物は ปลาเห็ดโคนทอดขมิ้น(DEEP FRIED BONELESS SILLAGO FISH WITH GARLIC & TURMERIC・310バーツ/約1,540円)でした。キスの骨を抜いて、ターメリックとにんにくで揚げたものです。

めちゃおいしかったです。思い返しても、当日のこの一言に戻ります。

辛いものが苦手ですが、唐辛子マークで選んだスープと揚げ物は、どちらも辛くありませんでした。メニューの実例と3日間の食事は、タイ料理で辛くないものを選ぶ方法にまとめています。

食後はカクテルを2杯。13時50分の写真には、象の柄の壁とグラスが写っています。涼しい店で12時17分からおよそ1時間半座れたことが、部屋のない時間には安心でした。

金額は目安ですが、料理とカクテルを合わせて、2人で1,500〜2,500バーツ(約7,400〜12,400円)くらいが相場だと思います。

次の写真は16時39分です。13時50分からカフェに入るまでの3時間近くは、記録が残っていません。

SARNIESでは16時39分から、1時間ほど座っていました

SARNIESのアイスコーヒー
16時39分、SARNIESのアイスコーヒー
ピスタチオをのせたケーキとアイスコーヒー
ピスタチオのケーキ

午後の後半はSARNIES。バンコクのスペシャルティコーヒー店です。

16時39分にアイスコーヒー、16時42分にピスタチオのケーキ。3分の間隔で撮った2枚が、この店で撮った全部です。あとは1時間ほど、ただ座っていました。

外は33℃です。氷の入ったグラスを持ったとき、指先から体温が下がっていくのが分かりました。ピスタチオのケーキは、冷えた店内で時間をかけて食べるのにちょうどいい。この1時間は、半日のどの時間より長く感じました。いい意味でです。

荷物を足元に置き、涼んで次の動きを考えました。この日は1時間ほど、急かされず座れました。

目安は、コーヒーとケーキで1人300〜400バーツ(約1,500〜2,000円)。1時間の屋内を買ったと思えば、安いものです。

33℃の屋外から、昼食とカフェで2時間半休みました

2月のバンコクは日中33℃、降水確率は5〜8%。乾季でも日差しは続きます。結果として、昼食に1時間半、カフェに1時間、合わせて2時間半を涼しい屋内で過ごしました。

最初から計画していたわけではありませんが、写真の時刻を並べると、「どこへ行くか」より「どこで座るか」がこの半日を支えていました。

空港には4時間半前に着きました

スワンナプーム空港の出発フロア。Securityの表示とカート置き場
19時07分。23時45分発に対して、4時間半前

カフェを出て、17時台にGrabで市内を出ました。

バンコク市内のカフェからスワンナプーム空港までGrabで移動した経路の地図Grab夕方の渋滞込みSARNIES17時台に出発スワンナプーム空港19:07着(23:45発)
SARNIESを出て17時台にGrabで出発、スワンナプーム空港に19時07分着。夕方の渋滞込みの実績です。線は道路の経路を簡略化したものです。地図データ:© OpenStreetMap contributors、Natural Earth

夕方17〜20時のスワンナプームは、渋滞に正面からぶつかります

カフェを出た17時台は渋滞の時間帯でした。市内の東側にあるスワンナプームへ向かい、19時07分着。車内ではただ待つ、1時間から1時間半ほどの移動でした。

Grabの目安は500〜700バーツ(約2,500〜3,500円)、所要60〜80分です。行きも帰りもGrabを使いましたが、夕方は余裕を見て出たいと思いました。

早すぎましたが、結果的には正解でした

スワンナプーム空港の車寄せに並ぶバンとタクシー
20時26分の車寄せ

23時45分発に対して19時07分着は、さすがに早すぎました。待ち時間の長さに気づいてしばらく笑いましたが、渋滞を抜けてしまい、食事や買い物、座る場所を探せるほうが気は楽でした。

19時07分の写真にはSecurityの表示とカート置き場。リュック1つなのでカートは使わず、座って、歩いて、また座っていました。20時26分には車寄せでバンとタクシーの列を撮っています。たぶん、暇だったのだと思います。

乳海攪拌の像を、4枚も撮っていました

スワンナプーム空港出発ロビーの乳海攪拌の像
この旅で最後に見た「タイらしいもの」

20時51分。出発ロビーの「乳海攪拌」の像の前にいました。

神々と阿修羅が大蛇を綱引きのように引き合っている、極彩色の巨大な彫刻です。写真を見返して驚きました。同じ像を、角度を変えて4枚撮っています。

搭乗まで時間があり、像が大きく、色もすごかったので4枚撮りました。これが最後の「タイらしいもの」だと思うと、旅が終わる実感もありました。

21時11分、豚肉団子の麺とタイティーで最後の食事でした

豚肉団子の麺とタイティー
21時11分。3日間のどの食事とも違う味がした

像の近くで、この旅の最後の食事。豚肉団子の麺と、タイティーです。時刻は21時11分。

2人で300〜400バーツ(約1,500〜2,000円)くらいが目安です。

この3日間の食事には、サソリもワニ肉も含まれています。あと数時間で真冬の東京に戻ると思いながらすすった麺は、そのどれとも違う味に感じました。

チェックアウトの日は、午前1時半にバーから始まっていました

「招財進寶」の青いネオンが光るバーとライブ演奏
午前1時35分。チェックアウトの日は、ここから始まっている
青紫のLEDが光る夜のトゥクトゥクの車内
午前2時02分、トゥクトゥクの車内

ここで、白状しておきます。この日の最初の写真は午前1時35分です。場所はヤワラート系のバー。壁に「招財進寶」の青いネオンが光っていて、ギターとトロンボーンのライブ演奏が入っています。日付の上では、もうチェックアウトの日です。

次の写真は午前2時2分。夜のトゥクトゥクの車内で、青紫のLEDが天井を這っている。この時点で、まだホテルに帰っていません。ホテルを出てから最初の写真が12時17分です。

前夜まで全力で遊んだため、この半日はその疲れを抱えて始まりました。深夜便だから最終日を使える、と考えていた私の見落としでした。

深夜便の請求書は、帰った日に届きます

成田に朝7時55分に着いて、その日の午後から仕事でした

VZ830は23時45分発、成田に翌2月24日の朝7時55分着の便です。機内では寝ました。ただし、座席で寝た睡眠です。ベッドで寝た睡眠と同じ名前で呼んでいいのか、いまでも疑っています。

そして今回、帰った日の午後から仕事でした。

前の晩にバンコクの空港で麺をすすっていた人間が、15時間後には東京で働いている。書いてみると、たったそれだけの話です。ところがこの落差は、事前に想像していたより大きかったのです。

午後の仕事中に像の色を思い出して、困りました。仕事に極彩色は要りません。

1日多く遊んだのではなく、帰国日を差し出していたのかもしれません

深夜便で最終日を長く使えて得をしたつもりでした。昼食とカフェで2時間半座れたのは確かに利点です。でも、半日を足したぶん、帰国日の元気を差し出していたのかもしれません。帳尻が合っているのが、腹立たしいです。

帰った日を休みにできるか、先に確認したほうがいいです

なので、深夜便を選ぶなら、先に確認してほしいことがひとつあります。帰った日を休みにできるかどうかです。

1日多く遊べるかどうかより、そちらのほうが体に効きます。私は確認するという発想がありませんでした。出発前日なら、まだ間に合います。

休みにできないなら、日中便のほうが楽かもしれません。最終日の半日を捨てることになりますが、その半日は、帰国日の午後と引き換えです。私は、次はそうします。

行程を組むときに決めておく3点

荷物を持って動くか、預け先へ戻るか。暑い時間に座れる屋内はどこか。渋滞込みで何時に空港へ出発するか。この3点を先に決めておくと、半日を組みやすくなります。私の実績はリュック1つ、昼食とカフェの2か所、17時台の出発でした。

もうひとつ。この便はもともと23時55分発で買っていて、購入後に23時45分へ変更の連絡がありました。10分早まっただけですが、こういうことがあるので、空港へ向かう前にもう一度出発時刻を確認しておいてください。

まとめ|半日は荷物で決まり、代償は帰国日に届きます

この日の流れを、時刻で並べ直します。

  • 2026年2月23日(月)。タイ・ベトジェットエア VZ830、スワンナプーム23時45分発(購入時は23時55分。あとから変更の連絡あり)→ 成田 翌2月24日 7時55分着
  • 荷物はリュック1つ。どこにも預けず、背負ったまま空港へ
  • 12時17分〜13時50分 シートラートで昼食とカクテル。およそ1時間半
  • 16時39分〜 SARNIESでアイスコーヒーとピスタチオのケーキ。1時間ほど
  • 17時台 Grabで市内を出発 → 19時07分 スワンナプーム着。出発の4時間半前
  • 20時51分 乳海攪拌の像を4枚。21時11分 豚肉団子の麺とタイティー
  • 翌朝7時55分 成田着。その日の午後から仕事

金額の目安です。レシートは取っていないので、すべて相場からの目安。円は1バーツ=4.96円(2026年2月の平均レート)で計算しています。

場所内容金額(目安)
東部タイ料理のレストラン(シートラート)料理+カクテル2人で1,500〜2,500バーツ
(約7,400〜12,400円)
カフェ(SARNIES)コーヒー+ケーキ1人300〜400バーツ
(約1,500〜2,000円)
スワンナプーム空港麺+タイティー2人で300〜400バーツ
(約1,500〜2,000円)
Grab市内→スワンナプーム(月曜夕方)500〜700バーツ
(約2,500〜3,500円)

次に深夜便を選ぶなら、荷物・屋内の休憩先・空港へ出る時刻に加え、帰国日を休みにできるかも先に確認します。半日を使う利点と、帰った日の疲れはセットでした。

私は帰国日の予定だけ決めずに行って、帰った日の午後にやられました。同じ旅の別の日は、日帰りツアーの記事と、バンコク2泊4日の記録にあります。

参考情報・公式案内

施設・交通・サービスの一般情報を確認した出典です(2026年9月26日確認)。旅行当時の体験・支払い記録とは区別し、利用前には各公式案内の最新情報をご確認ください。

成田空港:タイ・ベトジェットエア就航案内(2026年2月の当初予定)

スワンナプーム空港:交通案内(Grab・鉄道など)

タイ国政府観光庁:バンコクの天気と服装

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この記事を書いた人

ちえ。沖縄出身。2024年9月から2025年11月までクアラルンプールで暮らし、マレーシア・タイ・ベトナムの旅を書いています。街歩き・ホテル・空港移動と、実際に払った旅費と旅程が中心。現地で体験したことと公式情報で確認したことは分けて書いています。X:@3mxmtv/YouTube:@tabirea_blog

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