バンコク2泊4日は何ができる?ドンムアン着・スワンナプーム発で回った実体験

ワット・プラシーサンペットに並ぶ三基の仏塔

2026年2月、バンコクへ行ってきました。土曜の朝に成田を出て、月曜の深夜便で発つ4日間です。ホテルに泊まったのは2泊で、最後は機中泊でした。

正直なところ、行く前は「2泊で何ができるんだろう」と思っていました。往復に丸1日ずつ使うようなものなので、実質は2日。観光地をいくつか回って終わりだろうな、と。

結果から言うと、その予想は外れました。予定を詰め込んだからではなく、1日を人に預けたからです。2日目を丸ごとツアーにしたことで、自力なら3日かかる場所を1日で回れてしまいました。

この記事では、日程と費用、往復で空港が違ったこと、4日間の使い方を、今回の体験と写真の時刻で記録します。制度や一般料金は公式情報を参照し、今回の体験と分けて記載します。

各日の詳しい体験は、メークロン線路市場とアユタヤは1日で回れる?日本語ガイド付きツアー14時間の記録、ジョッドフェアで何を食べる?サソリとワニ肉を試したバンコクのナイトマーケット、バンコク深夜便の日は何ができる?荷物を預けずに半日を使い切った実体験へ分けました。ここでは4日間の全体をまとめます。

目次

今回の日程|土曜の朝に出て、月曜の深夜に発つ4日間

日付動き
2/21(土)成田(NRT)09:15 発 → ドンムアン(DMK)14:45 着。Grabで市内へ。18:21〜ジョッドフェア(ナイトマーケット)
2/22(日)1日ツアー。ホテル発 5:50〜6:40 → メークロン線路市場(7:42着・列車に乗車)→ 水上マーケット 10:07 → アユタヤ遺跡4か所 14:55〜 → 象乗り 16:54 → ワット・ヤイチャイモンコン 17:35 → サイアム周辺で解散、20:16 ホテル着
2/23(月)チェックアウト。荷物(リュック1つ)を持ったまま昼食・カフェ。19:07 スワンナプーム着。23:45 発の深夜便
2/24(火)成田 07:55 着

宿泊はバンコク市内に2泊、最終日は機中泊です。

実際にかかった主な費用

項目金額
航空券(往復・1名分)115,500円(運賃 93,670円+税・手数料 21,830円)
ホテル(2泊・大人2名・1室)3,778.15バーツ=約18,750円(1名あたり約9,400円/1名1泊あたり約4,700円)
1日ツアー(大人2名・送迎あり)34,638円(1名あたり約17,300円)
現地で現金を使った分(大人2名・3日分)約40,000円(1名あたり約20,000円)

航空券は出発の約4週間前、1月26日に予約しています。

現金は2人で4万円分を使った

現金は2人で約4万円(約8,100バーツ)を使いました。屋台、レストラン、カフェ、飲み物、買い物の分です。1名あたり約2万円、正味2日半で1日8,000円弱。両替額は当日のレートと手数料で変わります。

Grabはアプリのカード決済で、ホテル代もこの現金には含めていません。食事・買い物と移動・宿で支払いを分けると、両替額を決めやすかったです。

バーツ建ての支払いを円に直すと

円換算は2026年2月の月平均、1バーツ=4.96円を使っています。ホテルは1名あたり1,889バーツ、1名1泊約945バーツ(約4,700円)。駅から歩けるデラックススタジオで、この金額でした。

円換算はカードの実請求額ではありません。カード会社の換算レートと海外事務手数料で変わり、三井住友カードのVisa・Mastercardの例では3.63%です。利用するカードの条件を確認してください。

全部足すと、1人あたり16万5,000円くらい

項目1名あたり
航空券(往復)115,500円
ホテル(2泊)約9,400円
1日ツアー約17,300円
現地の現金20,000円
空港⇔市内のGrab(目安)約2,500円
合計約164,700円

7割が航空券です。2月は乾季の観光シーズンで、しかも土曜発・月曜帰りという休みの取りやすい日程なので、航空券が高く出る組み合わせでした。

逆に言えば、現地でかかったのは5万円弱です。ホテル・ツアー・食事・移動を全部足してもこの金額なので、「バンコクは行ってしまえば安い」というのは今回の実感としても正しかったと思います。日程をずらして航空券を下げられるなら、そこが一番効きます。
同じやり方で記録した別の旅の費用が 2026年コムローイ旅行の費用を実費で記録|航空券・ホテル・ツアーの1人あたり内訳 です。行き先が変わっても、航空券が総額を決めるという構造は同じでした。

2月のバンコクは、雨は降らないが日中は33℃

夕日に染まるアユタヤの仏塔
夕日に染まるアユタヤの仏塔
項目2月のバンコク
平均最高気温月初32℃ → 月末33℃
平均最低気温月初23℃ → 月末25℃
雨が降る日の確率5〜8%
月間降水量8〜15mm
昼の長さ11時間33分〜11時間51分

今回の4日間は一度も雨が降らず、傘は使いませんでした。

問題は雨ではなく日差しでした。日中は33℃まで上がり、遮るもののない場所だと体力の減り方が違います。アユタヤの遺跡は日陰がほとんどありません。

  • ツアーのお迎えが朝5時台だったのは早すぎるように見えますが、涼しいうちに屋外を消化するという意味では理にかなっていました。線路市場が7時42分、水上マーケットが10時すぎで、屋外のメインは午前中に終わっています
  • アユタヤを午後から夕方に回したのも同じです。17時35分のワット・ヤイチャイモンコンは、日没が18時半前後なので、暑さが引いて光が柔らかくなる時間帯でした
  • 最終日に屋内で長く過ごしたのも、暑さを避けた結果です

服装は日中なら半袖で足ります。ただし屋内の冷房が強いので、羽織るものを1枚持っていると楽です。ショッピングモールやレストランで長く座るなら、あったほうがいいと思います。

東京は寒い。でも上着を持っていくと荷物が増える

意外と困るのが、出発する側の気温です。

2月の東京は、早朝だと5℃前後。バンコクは33℃なので、その差は30℃近くあります。飛行機に乗っている7時間半で、真冬から真夏に移動することになります。

ここで悩ましいのが、日本で着ていた上着が、タイでは一度も使わない荷物になることです。リュック1つで行くと決めていたので、コートやダウンを持っていく余裕はありませんでした。

そこで今回は、長袖1枚という薄着で早朝の東京を出ました。玄関を開けた瞬間に「これは間違えたかもしれない」と思いましたが、ここで上着を取りに戻ったらリュック1つという設計が崩れます。意地です。

実際のところ、空港に着いてしまえば屋内ですし、機内も暖かい。震えているのは家から駅までの数十分だけなので、そこさえ耐えれば問題ありませんでした。駅までの道でだけ、明らかに季節を間違えた人になります。

荷物を減らすなら、日本での寒さと上着の持ち歩きをどうするかも考えます。空港の有料コート預かりという方法もあります。

なお、帰国は2月24日の朝7時55分着でした。真冬の朝の成田に、南国の服装で降りることになります。行きより帰りのほうが体にはこたえるので、そこだけは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

同じ「バンコク」でも、往路と復路で空港が違った

バンコクのドンムアン空港から市内へGrab、帰りは市内からスワンナプーム空港へGrabで移動した経路の地図行き Grab45〜60分土曜の夕方・目安帰り Grab 60〜80分月曜の夕方・目安ドンムアン空港DMK 2/21 14:45着市内スクンビット方面スワンナプーム空港BKK 2/23 19:07着
往路はドンムアン空港(DMK)着、復路はスワンナプーム空港(BKK)発。どちらも市内とのあいだはGrab。市内の地点はスクンビット方面のおおよその位置で、所要時間は目安です。地図データ:© OpenStreetMap contributors、Natural Earth

往路はドンムアン、復路はスワンナプーム

  • 往路:タイ・エアアジアX XJ601/成田 第2ターミナル 09:15 → ドンムアン 第1ターミナル 14:45(所要7時間30分・エアバスA330)
  • 復路:タイ・ベトジェットエア VZ830/スワンナプーム 23:55(のちに 23:45 に変更) → 成田 翌07:55(所要6時間・ボーイング737)

往復で空港が違うため、帰りも同じ空港へ戻る前提では組めません。予約時は都市名ではなくDMK/BKKを確認します。乗り継ぎで空港が変わる場合はチェンマイへどう行く?日本からの乗り継ぎ・何泊するか・観光の組み方にまとめています。

空港と市内の往復は、どちらも Grab

行きも帰りも配車アプリの Grab を使いました。到着ロビーで並ばずに済み、行き先を口頭で伝える必要がなく、金額が乗る前に確定しているのが理由です。私はマレーシアで使っていたGrabアプリをタイでも利用しました。渡航前にログインとSMSの受信可否、支払い方法を確認し、現地ではアプリに表示される乗車場所・料金を確認してください。

料金は記録を残していないので、現在の相場から見た目安を置いておきます。実際に払った額ではありません。円は1バーツ=4.96円(2026年2月の平均レート)で換算しています。

区間料金の目安所要時間の目安
ドンムアン(DMK)→ 市内(スクンビット方面)/土曜の夕方350〜500バーツ
(約1,700〜2,500円)
45〜60分
市内 → スワンナプーム(BKK)/月曜の夕方500〜700バーツ
(約2,500〜3,500円)
60〜80分

料金と所要時間は混雑で変わります。今回は帰りが夕方17〜20時の渋滞に当たり、スワンナプーム行きの方が高く、時間もかかりました。朝7〜9時・夕方17〜20時の混雑や、深夜に車が見つかりにくいことを見込み、空港移動には余裕を取ります。

受託手荷物は付いていない運賃だった

往復の予約控えには受託手荷物が含まれず、追加せずにリュック1つで往復しました。2泊4日・最後は機中泊なので、替えの服は2日分。到着後の荷物待ちがなく、最終日にもこの身軽さが効きました。

出発の2週間前に、復路のスケジュール変更の連絡が来た

2月4日、復路VZ830が23:55から23:45発へ変わる連絡が届きました。10分でも、空港へ向かう前には予約時刻を見直しておきたいところです。

TDACは、出発の前夜に登録した

タイに入国する外国人旅行者は、オンライン到着カード「TDAC」を タイ入国管理局の公式サイト で登録します。今回は、タイ時間で2月20日の23時51分(日本時間では21日の未明)に申請し、控えがPDFでメールに届きました。出発の直前です。

登録できるのは到着日の3日前からなので、前夜でも間に合いますが、当日の朝に慌てないよう、控えのPDFはスマホですぐ開ける場所に置いておきました。

入国条件・TDAC・所持金などの制度面は、初めてのチェンマイ旅行の準備|入国・スマホ・お金・食事・困ったとき で公式情報を確認しながら整理しています。

入国審査は10分。QRの提示は求められなかった

土曜の午後3時前、ドンムアンの入国審査は10分ほどでした。パスポートを出して終わり、用意していたTDACのQRコードは提示を求められませんでした。ただし登録は必要なので、求められたらすぐ出せるよう控えは用意します。

これは2026年2月の体験です。公式案内では二次元コードの提示を求めるため、渡航前に公式サイトを確認してください。TDACの申請そのものは無料です。

ホテルは2泊で3,778バーツ。表示価格そのままではなかった

泊まったのは アシュリー ホテル BKK(ashley hotel bkk)。スクンビット・ソイ53にあり、BTSトンロー駅から歩ける距離です。2月21日(土)から23日(月)までの2泊、大人2名で1室、デラックススタジオという部屋タイプを予約しました。

Booking.comで予約したところ、施設側の割引・Genius会員割引・予約サイト側の負担分が重なり、元の表示価格からかなり下がった金額になりました。最終的な支払いは税・手数料込みで3,778.15バーツ、1名1泊あたりにすると約945バーツ(約4,700円)です。

検索日や会員条件で料金は変わります。予約画面で、割引後の総額と通貨まで見て決めました。

泊まってみてどうだったか

部屋はきれいでした。1泊4,700円という金額から想像するより、ずっと整っています。

そして今回いちばん良かったのが、上階のバーでした。

夜景を見ながら一杯飲もう、くらいの軽い気持ちで上がったのですが、そこで働いていたスタッフに日本が好きな方がいて、気づいたら話し込んでいました。日本のどこが好きか、タイでどう暮らしているか。旅行者と店員という関係を越えて会話が続く時間は、旅先でもそう頻繁には起きません。

予約した時点では、まったく計算に入っていなかった収穫です。値段や立地で選んだホテルなのに、思い出として残っているのはこの会話でした。

値段は屋台やローカルの店と比べると少し高めだったと思います。ただ、そのぶん景色がついてくると考えると、納得できる範囲でした。

「ホテルの中に飲む場所がある」は、思った以上に効く

ホテルの上階なら、夜遅くに飲んでもすぐ部屋へ戻れます。翌朝5時台のお迎えや14時間のツアーがある日程では、外で飲んで帰る移動がない、この距離の短さが効きました。

2日目|1日ツアーで、線路市場・水上マーケット・アユタヤを回った

滞在は実質2日。移動距離の長い場所をまとめて回りたかったので、2日目は1日ツアーにしました。VELTRAで予約した「アユタヤ遺跡+水上マーケット+メークロン線路市場+象乗り観光ツアー」の基本プランで、大人2名で34,638円(1名あたり約17,300円)。お迎えは朝5:50〜6:40ごろ、解散は19:30〜20:00ごろで、拘束時間はおよそ14時間でした。

この日のことは、料金の内訳から時刻、参加5日前に届いたプラン改定の連絡まで、メークロン線路市場とアユタヤは1日で回れる?日本語ガイド付きツアー14時間の記録 に全部書きました。申し込むかどうか迷っている人は、そちらが本編です。ここでは、4日間の記録として外せない3つだけ残しておきます。

メークロン線路市場:見るだけでなく、列車に乗った

線路の上に商店が並ぶメークロン線路市場
線路の上に商店が並ぶメークロン線路市場

到着は朝7時42分。線路の上にそのまま商店が並び、列車が近づくと日よけと商品を下げて通し、通過すると元に戻す市場です。そしてこの市場は、外から眺めるだけでなく、列車に乗って通り抜けることもできます。今回はツアーに乗車が含まれていて、メークロン駅からバーンレーム方面へ片道だけ乗りました。

列車の車内から見たメークロン線路市場(12秒)

車内に入って窓の外を見た瞬間、立場が入れ替わります。線路脇にぎっしり並んだ観光客が、一斉にこちらへスマホを向けている。さっきまで自分が立っていた側です。見物人から、見物される側になったという感覚が、妙におかしかったです。

アユタヤ:ガイドの説明を聞いて、少し苦しくなった

ワット・マハタートの菩提樹の根に包まれた仏頭
ワット・マハタートの菩提樹の根に包まれた仏頭

アユタヤは1767年に、ビルマ(現在のミャンマー)の軍に攻め込まれて滅びた都です。街は焼かれ、寺院は壊され、仏像はことごとく首を落とされました。ガイドからその説明を聞いてから改めて見渡すと、境内に並ぶ仏像に、たしかに首から上がありません。ワット・マハタートの仏頭も、そうして落とされたもののひとつです。

観光地として整備されていて、みんな笑顔で写真を撮っている場所です。でも、ここで起きたのは戦争で、壊したのも壊されたのも人間なんだな、と。明るい昼下がりに、少しだけ静かな気持ちになりました。

象乗り:遺跡の脇を歩き、そのまま川を渡る

アユタヤで象に乗って川を渡っているところ
アユタヤで象に乗って川を渡っているところ

柵で囲まれた場所を一周するようなものを想像していたら、違いました。遺跡の脇の乾いた道を歩いたあと、気づくと両側が水路の細いあぜ道を進んでいて、象はそのまま水の中へ降りていきます。腹のあたりまで浸かりました。

ここで気にしていたのは、濡れることではありませんでした。落とすことです。座席は象の背中にあって、歩くたびに左右に大きく揺れます。スマホ、カバン、足に引っかけているだけの靴。川を渡っているあいだ、景色を見るより先に荷物を抱え込んでいました。これから乗る人に言うなら、濡れる対策より、落とさない対策です。

ツアーの中身、含まれていたもの、日本語ガイドが実際どのくらい通じたのか、向き不向きまでは こちらの記事 にまとめています。

夜のバンコク|ジョッドフェア(ラチャダー)で食べたもの

到着日の夜に行ったのは、MRTタイ文化センター駅の近く、Big C Place Ratchadaphisekの隣にある ジョッドフェア・ラチャダー(JODD FAIRS Ratchada) です。着いたのは18時21分。空港から市内へ移動して、そのまま夕食に向かった形です。営業は深夜1時までなので、到着が遅れても間に合う場所でした。

ジョッドフェアの昆虫の素揚げ屋台
ジョッドフェアの昆虫の素揚げ屋台

この夜は20時すぎまで滞在しました。翌朝は5時台にツアーのお迎えが来る日程でした。

サソリは二度と食べません。ワニは普通においしかったです

串に刺したサソリの素揚げ
串に刺したサソリの素揚げ

昆虫の素揚げの屋台で、サソリの串を1本買いました。「甲殻類に似た香ばしい味」とよく紹介されますが、実際は殻が口に残るだけで、身が少なすぎて風味を云々する以前の問題でした。二度と食べません。ただ、後悔はしていません。

ワニ一頭が置かれたジョッドフェアのワニ肉の屋台
ワニ一頭が置かれたジョッドフェアのワニ肉の屋台

一方でワニ肉は、さっぱりした豚肉や鶏肉と白身魚の中間のような味で、クセがなく淡白でおいしかったです。バーベキューソースとの相性もばっちりでした。台の上にワニが一頭まるごと横たわっている見た目とは、中身が別でした。

屋台の値段、支払い(私は現金を利用)、近くのザ・ストリート・ラチャダーに24時間営業のゾーンがある話、そして2時間の大半を路上ライブの前で過ごしたことまでは、ジョッドフェアで何を食べる?サソリとワニ肉を試したバンコクのナイトマーケット に分けて書きました。

金額の感覚としては、2人で歩き食べして1,000〜1,200バーツ(1人あたり約2,500〜3,000円)くらいです。1品100バーツ前後を何度か買って、ビールを飲んで、という使い方でこのくらいでした。

辛いものが苦手でも、選び方だけで足りた

赤い皿に盛られたカオニャオ・マムアン
赤い皿に盛られたカオニャオ・マムアン

私は辛いものが苦手です。行く前にいちばん不安だったのが、正直これでした。

結論から言うと、全然平気でした。3日間で「辛くて食べられなかった」食事は一度もありません。

確かに、一部に辛いものはありました。イサーン料理の店で頼んだソムタムは、はっきり辛い部類です。

ただ、やっていたのはメニューを読んで選ぶことだけでした。店員さんに交渉も、特別な注文もしていません。最終日の昼に入った東部タイ料理の店にいたっては、メニューに唐辛子マークで辛さのレベルが印刷されていて、数えるだけで選べました。

その唐辛子マークの実例、実際に頼んだ皿のタイ語名と値段、そして一度だけ辛いものに当たった夜のことは、タイ料理で辛くないものを選ぶ方法|辛いのが苦手な私のバンコク3日間にまとめました。

私の場合は、特別な注文をせずに選べて、辛いものへの不安は解消しました。

お店ごとの金額の目安

4万円の中身をもう少し分解しておきます。金額が写真に残っているものは実額、それ以外は相場からの目安です(レシートは取っていないので、目安のほうは「だいたいこのくらい」として読んでください)。

場所内容金額根拠
ジョッドフェア昆虫の素揚げ80・100バーツ
(約400・500円)
店頭表示
ジョッドフェアワニ肉の串焼き(小・大)100・150バーツ
(約500・750円)
店頭表示
ジョッドフェアたこ焼き(SUGOI TAKO)80〜240バーツ
(約400〜1,200円)
店頭表示。買っていません
ジョッドフェア缶のクラフトビール150〜200バーツ
(約750〜1,000円)
目安
ジョッドフェアレンセープ(豚背骨のスープ)150〜250バーツ
(約750〜1,250円)
目安
メークロン食堂街での軽食+マンゴーもち米2人で300バーツ前後
(約1,500円前後)
目安
東部タイ料理のレストラン料理+カクテル(最終日の昼)2人で1,500〜2,500バーツ
(約7,400〜12,400円)
目安
イサーン料理の店スープ+ソムタムほか(ツアー後の夜)2人で600〜1,000バーツ
(約3,000〜5,000円)
目安
カフェエスプレッソ+ケーキ1人300〜400バーツ
(約1,500〜2,000円)
目安
ザ・ストリート・ラチャダーの居酒屋飲み+つまみ2人で800〜1,500バーツ
(約4,000〜7,400円)
目安
ヤワラートのバードリンク(深夜)2人で800〜1,200バーツ
(約4,000〜6,000円)
目安
スワンナプーム空港麺+タイティー2人で300〜400バーツ
(約1,500〜2,000円)
目安

表の目安を積み上げると2人で8,000〜9,000バーツ(約4万〜4万5,000円)で、使った現金4万円とだいたい合います。円は1バーツ=4.96円での参考換算です。

屋台は1品100バーツ前後、2人の歩き食べで1,000バーツ台。一方、カクテルを頼むレストランは2人2,000バーツ(約1万円)に届きます。今回は屋台と店を半々くらいで使いました。

3日目|深夜便までの、日中の過ごし方

ホテルのチェックアウトは2月23日、飛行機はその日の23時45分発です。あいだにおよそ半日、部屋のない時間ができました。

時刻動き
12:17〜13:50昼食(東部タイ料理のレストラン)。食事のあとカクテルまで含めて1時間半
16:39〜16:42カフェでエスプレッソとケーキ
17時台空港へ移動
19:07スワンナプーム空港 着
21:11空港内で最後の食事(麺とタイティー)
23:45出発

荷物は預けず、持ったまま動いた

この日は、荷物をどこにも預けずに持ったまま市内を回っています。リュック1つだからできたことで、ここが「預け入れなしで来た」いちばんの利点でした。

預けた荷物を取りに戻る移動がないので、この日は行った先からそのまま空港へ向かえました。

空港には4時間半前に着いた

スワンナプーム空港の乳海攪拌の像
スワンナプーム空港の乳海攪拌の像

23時45分発の便に対して、空港に着いたのは19時07分。4時間半前です。早すぎですが、結果的にはこれで正解でした。市内からスワンナプームまでは夕方の渋滞にかかりますし、空港に着いてしまえば食事も買い物も座る場所もあります。

出発ロビーには「乳海攪拌」の巨大な像があります。神々と阿修羅が大蛇を綱引きのように引き合っている、極彩色の彫刻です。ここを4枚も撮っていました。たぶんこの旅で最後に見る「タイらしいもの」だと分かっていたからだと思います。

深夜便の請求書は、帰った日に届く

先に書いておきます。深夜便のいちばんの代償は、旅行中ではなく、帰った日にやってきます。

最終日を丸ごと使えるのは確かに利点です。ただ、成田に着くのは翌朝7時55分。そして今回、その日の午後から仕事でした。深夜便を選ぶなら、帰った日を休みにできるかどうかを先に確認したほうがいいと思います。1日多く遊べるかどうかより、そちらのほうが体に効きます。

この半日の中身、昼食とカフェに入った店、空港までの渋滞、そして帰国日に何が起きたかは、バンコク深夜便の日は何ができる?荷物を預けずに半日を使い切った実体験 に分けて書きました。

次に行くなら、ここを変える

  • 往復の空港が違うなら、最終日の移動時間を先に調べる。
  • 荷物量を先に決めて服を選ぶ。リュック1つで東京を長袖で出たので、家を出るときは寒かった。
  • 深夜便までの半日は、屋内で長く座れる場所を2か所、出発前に考えておく。

まとめ|2泊でも、1日を任せて回れた

朝5時台から14時間のツアーはしんどく、滞在時間も決まっていました。それでも移動や手配を任せたぶん、目の前のものに集中でき、ガイドの説明も楽しむ助けになりました。

いちばん覚えているのは、列車から塩田を見た15分と、ホテルの上階でスタッフと話した夜。予定表にない時間でした。

2日は、短すぎた

ここまで「2泊でも足りた」と書いてきました。回れた場所の数でいえば、それは本当です。

でも正直に書くと、まったく足りていません。

楽しかったんです。一生このままでいたかったくらいに。朝5時に起きて14時間歩き回った日ですら、終わってから夜中にもう一度出かけているくらいには、離れがたい時間でした。

それが、成田に着いたその日の午後には仕事でした。

前の晩まで屋台でビールを飲んでいたのに、気づいたら東京のいつもの場所に座っている。あの塩田の15分も、バーでの会話も、まるでなかったことみたいな顔をして日常が続いていく。あれが2日分の記憶だとは、いまでも思えません。

だから、この記事を読んで日程を考えている人に言えることがあるとすれば、ひとつです。足せるなら、1日足してください。 2泊でもできることはあります。この記事に書いたとおりです。ただ、「できた」と「足りた」は別の話でした。

今年11月には、チェンマイのコムローイに参加する予定です。そのときの準備は 初めてのチェンマイ旅行の準備 と コムローイ旅行、何から読めばいい? にまとめています。

参考情報・公式案内

施設・交通・サービスの一般情報を確認した出典です(2026年9月26日確認)。旅行当時の体験・支払い記録とは区別し、利用前には各公式案内の最新情報をご確認ください。

成田空港:タイ・ベトジェットエア就航案内(2026年2月の当初予定)

タイ国政府観光庁:ジョッド・フェア・ラチャダー

Avani Ratchada Bangkok:周辺地図(2025年12月版、最終ページ)

三井住友カード:海外利用時の換算レートと海外事務処理手数料

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この記事を書いた人

ちえ。沖縄出身。2024年9月から2025年11月までクアラルンプールで暮らし、マレーシア・タイ・ベトナムの旅を書いています。街歩き・ホテル・空港移動と、実際に払った旅費と旅程が中心。現地で体験したことと公式情報で確認したことは分けて書いています。X:@3mxmtv/YouTube:@tabirea_blog

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