チェラティンのランタン祭り|費用・行き方とコムローイとの違い

日没後、電飾のともった入口アーチと、屋台に集まる人

マレーシアにも、ランタンを一斉に空へ上げる祭りがあります。パハン州のチェラティン・ビーチで開かれる「Cherating Festival」です。見るだけなら無料でした。

私が行ったのは2025年7月5日、Cherating Festival 5.0の2日目です(開催は7月4〜5日)。「5.0」は回ごとの番号で、毎年同じ時期の開催ではありません。

昼の2時前に浜に着いて、最後の動画を撮ったのが翌0時すぎ。10時間半、砂の上にいました。一斉に上がったのは夜10時半すぎ、自分のランタンに火を入れたのは11時すぎです。

ランタンは自分でも上げました。こちらは有料です。

自分でもランタンを上げられますが、KLから直通バスはなく、次回の日程も未告知です。

目次

コムローイ(チェンマイ)とチェラティン(マレーシア)、何が違うか

コムローイ(チェンマイ)チェラティン(マレーシア)
場所タイ・チェンマイ。会場は複数マレーシア・パハン州。クアンタンの北約30kmの漁村の浜。会場はここ1か所
時期イーペン・ロイクラトンの時期。コムローイって何?イーペン・ロイクラトンとの違い決まっていない。5.0は2025年7月4〜5日、6.0は2026年4月3〜4日。次回は未告知
見るだけの料金会場比較|CAD・ロイヤル・メージョー(YLI)の違いと選び方無料
自分でランタンを上げる料金コムローイ2026の費用|航空券・ホテル・ツアーの支払額有料。額は覚えていない
予約・チケット会場比較に会場ごとの形5.0は見物にお金がかからなかった。6.0はチケットにRM10のフードバウチャー付き。回ごとに告知を見る
服装・持ち物服装・持ち物|CAD参加前の準備と火の注意砂浜。夜まで10時間いる前提で。白のドレスコードの案内あり(強制ではない)
何から読むか初めての疑問別ガイドこの記事

行き方。クアラルンプールから直通のバスはありません

チェラティンはクアラルンプールの東、クアンタンの北約30kmにある漁村です。

クアラルンプールのTBSからクアンタンのバスターミナルまで長距離バス、クアンタンからチェラティンの浜までタクシーで移動した経路の地図南シナ海長距離バス約4時間予約サイトの目安クアラルンプールTBSクアンタンバスターミナルチェラティンランタン祭りの浜クアンタン〜チェラティン(拡大)タクシー約40分クアンタンバスターミナルチェラティンランタン祭りの浜
クアラルンプールのTBSからクアンタンまで長距離バス、クアンタンからチェラティンまではタクシー。クアンタンの地点はTBSからのバスが着くターミナル(Terminal Sentral Kuantan)の位置です。線は道路の経路を簡略化したもので、所要時間は予約サイトと経路検索の目安です。地図データ:© OpenStreetMap contributors、Natural Earth
手段内容
車クアラルンプールからカラック・ハイウェイ経由で約3時間。E8をJabor出口で降りてクママン(Kemaman)方面へ、Sg Ularを過ぎてさらに約15km
バス直通なし。TBS(Terminal Bersepadu Selatan)からクママン行きの長距離バスに乗り、クママンからタクシー等で約15分
クアンタンまで長距離バスTBSからクアンタンのバスターミナル(Terminal Sentral Kuantan)まで約4時間。予約サイトの表示でRM20〜30ほど(2026年9月)
クアンタンから路線バスBAS.MY KuantanのC60で市内のHentian BandarからBalok Makmurへ行き、C64に乗り換えてCheratingへ。C64は毎日5往復で、Balok Makmur発6:30/8:10/9:50/12:00/14:00、Cherating発7:20/9:00/10:40/12:50/14:50(2026年9月26日、公式時刻表)。長距離バスが着くTerminal Sentral KuantanとHentian Bandarは別の場所です。ターミナルからの移動、接続時刻、運賃は出発前に確認してください。
クアンタンからタクシーバスターミナルから約40分、約RM80

長距離バスの運賃は予約サイトの表示、路線バスの経路と時刻はBAS.MYの公式案内、タクシー料金は相場の目安です。ここに挙げた料金は、私が払った額ではありません。

私はTBSからクアンタン行きの長距離バスに乗り、クアンタンからタクシーで行きました。

帰路は先に確保してください。私が参加した回は0時すぎにもランタンが上がっていましたが、C64のCherating発最終便は14:50(2026年9月26日確認)。浜から歩ける宿か、帰りの車が必要です。

当日の流れ。昼2時前から翌0時すぎまで

写真と動画の撮影時刻をそのまま並べます。

時刻写真・動画に残っているもの
13:50昼の浜、開催バナー
19:31〜19:32電飾のアーチと屋台
21:26〜21:27砂浜で待つ人(白い服が目立つ)
22:13動画3本
22:41〜22:49ランタンの一斉打ち上げ
23:12自分のランタンに点火し、手を離すまで
0:05まだ人で埋まる浜
0:15〜0:19最後の動画

最初が13時50分、最後が0時19分。滞在は10時間半です。

昼の2時前の浜は、白い砂と青い空と、黄色と赤のテントがあるだけでした。「CHERATING FESTIVAL 5.0 / Cherating Beach, 4-5 July 2025」のバナーが砂に立っています。日陰はテントの下にしかなく、砂の熱が靴の底を通ってきます。海からの風があるぶん街の暑さとは違いますが、暑いことは暑い。バナーの前には、まだ誰もいませんでした。

昼の砂浜に立つCherating Festival 5.0のバナーと黄色と赤のテント
昼2時前の浜。バナーに「Cherating Beach, 4-5 July 2025」とあります

日が落ちて7時半ごろ、電飾の「CHERATING FESTIVAL 5.0」のアーチに灯が入りました。柱を三角に組んだ門に電球の列が渡してあって、その先に屋台が並びます。人はこの時間にはもう多く、アーチの下でスマホを構える人の列ができていました。アーチの上には、まだ人が登っていました。

日没後、電飾のともった入口アーチと集まった人
日が落ちてすぐ。柱を三角に組んだ門に灯が入ります
電飾の下に並ぶ屋台と、砂浜に集まった人
アーチの先に屋台が並びます。上のほうでまだ電飾を直している人がいました

夜9時半ごろになると、浜は砂に座って待つ人で埋まっていました。白い服の人が目立ちます。これは偶然ではなく、白のドレスコードが案内されていました。強制ではないので、守っていない人もそれなりにいます。屋台と電飾のほかに照明はなく、砂はもう熱くありません。空にはまだ何も上がっていませんでした。

夜9時半ごろ。砂に座って待つ人で浜が埋まります。16秒

夜10時半すぎ、一斉に上がりました

一斉に上がったのは夜10時半すぎです。 数十個以上のランタンが同時に空へ向かい、そこから10分近く、途切れずに上がり続けました。

浜は人でぎっしりで、前に進めません。全員が上を向いて、スマホを掲げています。肩がぶつかります。人の熱で、風があっても暑い。上がりたてのランタンは大きくて火の色をしていて、高くなるにつれて白い点になります。先に上がったものはもう星と見分けがつかない高さにあって、そこへ次の群れが追いかけていく。空の低いところが、先に上がったランタンで埋まっていました。

夜10時半すぎ、一斉打ち上げ。24秒

数えるのは早々にやめました。

自分のランタンは有料でした

ランタンそのものは有料でした。 額は覚えていません。

火を入れたのは11時すぎです。一斉打ち上げの波が落ち着いてからで、周りにも同じように自分のランタンを持って立つ人が何組もいました。

紙は薄く、大人の上半身くらいの大きさがあります。下の口に火を入れても、しばらくは何も起きません。紙の中が明るくなって、袋がふくらんで、そのうち手の中で上に引く力が出てきます。両手を頭の上に上げたまま待つので、腕が先に疲れる。火は顔のすぐ上にあって、熱い。燃えるものの匂いが袋の中にこもって、それが顔に降りてきます。

引く力が強くなったところで、手を離します。指を開くと、紙の重さが手から消えました。

11時すぎ。火を入れて、ふくらんで、手を離すまで。32秒

そのあとは、ほかの光に混ざって、どれが自分のものか見分けがつかなくなります。写真に撮れるのは手を離すまでです。

火を扱う点はチェンマイと同じです。服装と火の注意はコムローイの服装・持ち物にまとめてあります。

0時を回っても人は減りませんでした

最後のランタンが上がるのは0時すぎです。 0時を回ったころの浜は、まだ人でぎっしりでした。電飾のアーチの向こうで手を上げている人、スマホを掲げている人。空に上がるランタンはまばらになっていましたが、帰る気配はどこにもありません。0時を回っても、浜の人は減っていませんでした。

0時すぎの浜。まだ誰も帰りません。18秒

最後の動画を撮って、そこで浜を出ました。

浜に残ったランタンの話

私が行った2か月あと、2025年9月中旬の回のあとに、浜がランタンの残骸で埋まっている動画がTikTokで広まりました。thesun.myが2025年9月19日に「Not Eco-Friendly」の見出しで報じています。

主催のMadpro Studiosの回答は、満潮のあと48時間以内に清掃する、というものでした。清掃している動画も出しています。

批判の中心は、残骸そのものよりウミガメです。チェラティンにはウミガメの保護センターがあります。紙が分解される前にウミガメが飲み込む恐れがある、というのが論点でした。

私が行った7月の回で、翌朝の浜がどうなっていたかは見ていません。夜の浜から上がったランタンは、高くなると見えなくなります。どこに落ちるかは、上げた本人にも分かりません。

そのあとの6.0(2026年4月3〜4日)の告知には、100%生分解性のランタンと清掃班が入っていました。ライブ、ファイアショー、テーマナイト、チケットにRM10のフードバウチャー。9月の批判のあとに出てきた内容です。

これから行く人が見るのは、行く回の告知に生分解性のランタンと清掃の体制が書かれているかどうかです。書かれていなければ、主催に聞いてから決めていい。それから、見物が無料のままかどうか。6.0の告知にはチケットの話が出ていたので、5.0のときの仕組みが続いているとは限りません。

次に行くなら

次回の日程は、まだ告知されていません。 6.0は2026年4月に終わっています。過去の開催が3月、4月、7月、9月と動いているので、パハン州観光局のイベントカレンダーに出るのを待って、それから航空券を取ります。

この海岸のモンスーンは11月から3月です。

私は昼2時前に着きましたが、ランタンが上がったのは夜10時半すぎでした。6.0の告知は16〜24時。到着時刻とランタンの購入・受け取りは、参加する回の案内で確かめてください。

長時間砂浜で過ごす準備を。日陰はテントの下だけで、夜も人の熱で暑く、サンダルには砂が入ってきます。

5.0には白のドレスコードがありましたが、強制ではありません。6.0は「ハワイアンナイト」と「ホワイトナイト」。白と決めつけず、参加する回の案内で服を選んでください。

ランタンを上げるなら、手を離すまで両手を上げ続けます。荷物は先に置く場所を決めておきます。

直通バスで行けるマラッカについては、マラッカ1泊2日にまとめました。

まとめ

項目内容
参加した回Cherating Festival 5.0。2025年7月4〜5日開催、参加は5日
会場チェラティン・ビーチ(Pantai Royale Chulan, Cherating)
費用この回は見物無料、ランタンは有料

最後の動画を撮ったとき、浜はまだ人でいっぱいでした。

マレーシアの浜では、KLから飛行機で約1時間のランカウイにも行っています。チェナンの白い砂浜で、夕日を見ました。

この記事の数字について:時刻は私が撮った写真と動画の撮影時刻(マレーシア時間)、開催日と会場名は会場のバナーの表示です。バスの運賃と所要時間は予約サイト(2026年9月)と案内の表示で、私が払った額ではありません。日程も料金も回ごとに変わりますので、行く前に主催と観光局の告知をご確認ください。

参考情報・公式案内

施設・交通・サービスの一般情報を確認した出典です(2026年9月26日確認)。旅行当時の体験・支払い記録とは区別し、利用前には各公式案内の最新情報をご確認ください。

BAS.MY Kuantan:現行公式路線一覧

BAS.MY:C64 Balok Makmur–Cherating

BAS.MY:C64公式時刻表

パハン州政府:2026年観光イベントカレンダー

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この記事を書いた人

ちえ。沖縄出身。2024年9月から2025年11月までクアラルンプールで暮らし、マレーシア・タイ・ベトナムの旅を書いています。街歩き・ホテル・空港移動と、実際に払った旅費と旅程が中心。現地で体験したことと公式情報で確認したことは分けて書いています。X:@3mxmtv/YouTube:@tabirea_blog

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